2024年5月25日土曜日

PC環境 物欲のいじくり記 96  HP ML350 Gen9 その五(ワークステーション化)

 一応ワークステーション化は一段落 起動は元がサーバーなのでチェック項目が多く時間が掛かるが朝起動して、夜まで稼働し続けている状態。音はカタログ値28dbだが気にならない

諸元

OS Windows10(64Bit) Windows11化予定

Smart アレイP822/2GB FBWC コントローラー615418-B21(内部 / 外部接続用) 

RAID1 3TB HDD(2台・NAS用Red)Data用 クルクルインジケーター機能有効

Array Smart キャッシュ Intel 320 Series SSDSA2CW120G3K5使用 RAID0

OS用ドライブ PCI-Express SSD「Intel SSD 750」 750 Series SSDPEDMW400G4R5 UEFI起動

DVD-RW 純正品

USB3.0 フロントパネル4(1個は充電専用/リアパネル3)・カードリーダー SilverSroneSST-FP56、 玄人志向D126-00B (USB3.0RA-2H2-PCIE)

RDX 3.0 フロントパネル  内部USB3.0接続 

CPU E5-2698V4 20Core 40thred Broadwell 2.2GHz FCLGA2011×2

   Total 40Core 80thred スピード低下緩和策の無効化対応

GPU GTX1080×2(通常は1台で運用)

Memory 48G ECC (64Gまで増設予定)

ML350 Gen9 System Insight Display キット付き

ML350 Gen9 リダンダントファン追加

Trusted Platform Module (TPM) 2.0 オプションキット 745823-B21

NIC Intel X540-T1 10G

電源 500W×2 (予備750W×2)

欠点

1.音が出ない(元サーバーなので仕方ない)GPU経由でディスプレイ端子から出力は取れる

余剰品としてCreative USB Sound Blaster Digital Music Premium HD r2 ハイレゾ対応 USBオーディオインターフェース アナログ録音 再生リダイレクト SB-DM-PHDR2もしくはクリエイティブ・メディア Creative Sound Blaster Play! 3 USB オーディオ インターフェース 最大 24bit/96kHz ハイレゾ再生 SB-PLAY3があるので音の入出力はできる。

2.エアーバッフルにGTX1080が当たるのでエアーバッフルを部分的に切除すれば装着できる

3.起動まで時間が掛かる




2024年5月9日木曜日

PC環境 物欲のいじくり記 95  HP ML350 Gen9にLFFを載せる その四(ワークステーション化)

 目的としては追加したLFFにもクルクルインジケーターを表示させたい。最近はAmazonでもAliexpressでもいろんなバチモン部品を売っている。ML350 G9用のSFFケージはバックパネルがネジ2個で取り外すことができる。バックパネルにはHDDのメスコネクタが付いている。この部分を利用することにしてSATAケーブルを引き出すことにした。購入した部品は以下の物

3.5 & 2.5インチSATA 22ピン7 + 15オスto SATA 7 + 15 22pオス延長変換装置ストレートアダプタ


 SATAケーブルを直接ケージのメスコネクタにつなげようと思ったが不安定な固定で外れる恐れもあった。またHPのクルクルインジケーター付きの2.5Inマウンタも付けなければならない。 

 アルミ板を2.5InDDの形に切り抜き両端をLに曲げ強力両面テープで固定。そこにこのアダプタをこれも強力両面テープで固定。SATAケーブルはケージの隙間から出してLFFにつなげた。

HP純正 2.5Inに嵌めるアルミ板0.5mm厚 HDDの大きさに加工

両面テープで固定

SFFバックプレーンに仮固定

別角度

利用した両面テープ

コネクタの裏面に両面テープを貼る


位置合わせをしてアルミ板に固定

組み込むSFFバックプレーンとケージ

HP純正 2.5Inマウンタ 電源ケーブルは不要なので切断

カプトンテープで更に固定

ケージに組み込み

SATAケーブルは隙間から引き出した

隣にはSmart キャッシュ用120GBSSDを組み込み


切り取った部分は左のカバーで保護される

固定

見落とし 空気口の部分に引っ掛ける金具がカバーに付いていたので叩いて伸ばした

SATAケーブルをLFFに繋げた。Gen9には予備のSATA電源ケーブル2個が付いていた

電源を入れて稼働 クルクルインジケーターも稼働 左のLFF2台に繋がっている
下部にはRDXとUSB3.0・カードリーダーを設置
OSは、PCI-Express SSD「Intel SSD 750」 750 Series SSDPEDMW400G4R5 UEFI起動

物理デバイス3TB認識(別ケージに設置)

Smart キャッシュ用120GBSSDも認識(SFFに付いている)

RAID1 3TB(Data用) Smart キャッシュ120GB SSDでアレイ構築終了




2024年5月6日月曜日

PC環境 物欲のいじくり記 94  HP ML350 Gen9にLFFを載せる その三(ワークステーション化)

  さて前にも書いたようにジャンク品なのでバッテリーエラーが発生する。Gen9よりArrayの記憶保持部にはLi-Ionバッテリーが使用されているが、バッテリーを交換してもエラーが発生する。標準で付属されているHP Smart アレイP440ar/2GB FBWC コントローラー726736-B21 定価103,000 円は使用できるがバッテリーバックアップができない。

 捨値で売られていたG8用のHP Smart アレイP822/2GB FBWC コントローラー615418-B21(内部 / 外部接続用) 定価161,000 円を試しにG9に付けて起動したらArray構築できる。これならキャパシタバックアップなのでG9に付いていたHP Smart アレイP440ar/2GB FBWC コントローラーとLi-Ionバッテリーを取り外ししても使える。(但しPCI expは9個しか使えない)

HP Smart アレイP822/2GB FBWC コントローラー諸元

*PCI Express Gen3 x8 モード、

フルハイトx8 コネクター対応、ハーフレングス アダプター

*6Gb SAS / 6Gb SATA 対応

*内部x4 MiniSAS ポート(SFF8087)×2、外部x4 MiniSAS ポート(SFF8088)×4

*内蔵HDD / SSD をLFF の場合は6 台まで接続可能

*内蔵/外部SAS テープドライブをサポート

*2GB フラッシュ バックアップ式 リード/ライト キャッシュ

*最大64 論理ドライブをサポート

*RAID 0、1、1+0、5、5+0、6、6+0、1 ADM、10 ADM をサポート

*D2x00 / D3x00 / D6000 のデュアル ドメイン接続に対応

*Smart キャッシュに対応

*スロット2 に搭載可能

*最大1 枚搭載可能

HP Smart アレイP440ar/2GB FBWC コントローラーと比べて遜色ない。おまけにSmart キャッシュのライセンスも付いている。

 G9の本体にはSFFドライブが1個ついているので内部x4 MiniSAS ポート(SFF8087)×2が全て使われてしまう。内蔵するLFF2台 RAID 1で運用用のポートが引き出せない。

 試しにLFFは、外部MiniSAS ポート(SFF8088)×4からSFF8080からSATA×4ポートに分岐するケーブルを購入して2ポート分LFFにつなげてみたら認識して論理HDDが構築できた。でも、これでは美しくない。またクルクルインジケーター機能しない。

2024年5月3日金曜日

PC環境 物欲のいじくり記 93  HP ML350 Gen9にLFFを載せる その二(ワークステーション化)

約8mm 空気口の部分が支障して入らない。もちろん中間の支柱も取り外す必要がある。内部の基板、配線、その他付属品を全部外して作業に取り掛かる。



別角度

ML350 Gen9のこの部分にすっぽり入れたい

 ジグソーで赤の部分を切り取ることにした。穴が開いている部分はリベットの穴なのでドリルで穴を開けた。

リベット固定の場所はドリルで穴開けして固定を外す
 金属用のブレードを付けてジグソーで切断。刃が入らないところはドリルで穴開け処理して刃を入れた。2重板になっている部分があるので振動で刃を2本折ってしまったが何とか成功。

赤の部分全体ではなく、LFF(3.5 型)メディアケージ が入る部分を切断
ジグソーの勢いで斜め切り口が入ったのはご愛敬。この部分は外箱で覆われるので問題ない
まだ中心の支柱が残っているが左右に抉って外せる

切り取った部分


切り取った部材と 填め込んだLFF(3.5 型)メディアケージ 

一番下に入れるUSB3.0・ガードリーダーの後部が切り取った部分に支障するので切断

切り取ったUSB3.0・カードリーダーをケージに固定 ギリセーフ