2018年4月21日土曜日

PC環境 物欲のいじくり記 80  ML350 Gen9 Junk品の購入(未定稿)

ML350 Gen9 Junk品の購入(未定稿)
 
ML350 Gen9への憧れ

 Ver3,4世代には、手を出さないでいようと思ったが、某所にML350 Gen9がJunkとして出品されていたので、つい手を出してしまった。


 ML350系は350e及び350pで、おなかいっぱいであったが、別腹での対応と解釈しての入手となる。
  Gen9系からはBIOSがUEFI系となり、OSがNVMePCIe接続のM2.SSDから起動出来ることになっている。またGen9系は、今までのGen8系と違い設計思想が大きく変更されているので、Gen8系で集めた部品が一部使えなくなる。

PCIe NVMeから起動成功 UEFI Boot Intel750 Windows10 Pro

ML350pとの構造上の違い  
 LFF及びSFFの配列が違う  
 I/O部分の位置が違う  
 電源部がGen9は4つのスロットがある。
  別売のリタンダント電源基板を購入すると4 スロットの電源が確保できる。
  このOptionはGen8でもあり、海外では4つのスロット に変更できるよう別売品で売られている。 
  ML350p用は、実際eBayで購入したのでMl350pに導入する 予定
 Smart Arrayのバックアップ用電源が、キャパシタからリチウムイオン電池に変更
 基板上のドーダーボードの出現 ML350pは、Smart Arrayのキャッシュがドータボード として供給されており、交換できる


入手したML350 Gen9 なんとRDX3.0付き
左 Gen9用電源 右 Gne8用電源

Gen9は、500Wながら小型化されている 右 Gen8 460W
リタンダントファンが追加されている。

Gen8にファンとは、若干大きさが違うがハーネスを外せばGen8がGen9で使えそう
 
なんとSmartアレイP440ar/2GB FBWC 付き
726736-B21 定価103,000円
まとめ
モデルは、E5-2609V3だけど
SmartアレイP440ar/2GB FBWC 付き 726736-B21 定価103,000円
9.5mm SATA DVD-ROM 726536-B21 定価14,000円
SFF(2.5型)メディアゲージ 726545-B21 定価7,000円
ML350 Gen9 リタンダントファン 725878-B21 18,000円
RDX USB ドッキングステーション C8S06A 30,000円
とお得な買い物であった。

PC環境 物欲のいじくり記 79  ML350pにGTX1080を載せてみる 完了

ML350pにGTX1080を載せてみる
 
GTX970も載せていないのに、いきなりまたGTX1080を載せるとは
 
ML350pのマザーボードにはGPU用の電源コネクタが2か所出ている。
しかし、このコネクタに刺さる電源ケーブルが、純正品しか刺さらないのである。
色々さがしてebayでそれらしき電源ケーブルを手に入れた。
HP Third Graphic Support Power Cable New 701539-001
US $48.00   本体価格
Shipping: $50.00 (approx. JPY 5,368) USPS Priority Mail International 輸送費込み
1本1万弱

GPU側は、GTX側に刺さるのだがPC側が刺さらない

このつづき
https://ijikuripcmawaritonanndenook.blogspot.com/2020/02/pc-87-ml350gen8gtx-1080.html

2018年4月5日木曜日

PC環境 物欲のいじくり記 78  Aruba社 無線LAN-APを個人で使うと言う無謀なスキームの実行

Aruba社無線LANを個人で使うと言う無謀なスキームの実行 追記あり

PC環境 物欲のいじくり記 81  Aruba社 無線LAN-APを個人で使うと言う無謀なスキームの実行 設定 ブログリンク

PC環境 物欲のいじくり記 82  Aruba社 無線LAN-AP Cotrollerライセンス一般価格とライセンス導入法


  ARUBAと言えば企業向け無線LANのベンダーとして有名であるが、これをオーバースペックであるが無謀にも個人宅で使用することを計画した。

  計画の骨子は、個人宅の無線LAN APを動的に繋げる機器を選定しセキュリティの確保、ゲストAPの解放、将来的な4K無線ストリーミング対応することである。  

 今後増加するAI機器(スマートスピーカ)によって制御されているストリーミング放送、スイッチ等のホームエレクトロニクスは、全て無線LANによって制御されており台数が増えるにしたがってチャンネルのコンフリクトが確実におきることが予想される。それらをシームレスに統制していくためには、APの動的運用が不可欠である。

 単に単体のAPをチャンネル毎に増やしても改善はされない。交通整理のためのAPコントロール用コントローラーが不可欠であるとの結論に至った。

  現時点で無線LANを使用する情報端末は、20台を超えた。(家族の端末を含めて)

 調べると無線LANのAPを動的に制御するタイプは、企業向けがほとんどであった。一部TP-Linkの家庭使用タイプもあった。3台を組み合わせて中継器として使用するタイプであるようであるが、購入者の講評が、めちゃ悪いので見送った。

 その結果Cisco, Allied, Aruba等がメジャーな機器であることが判った。Arubaは、HPに買収され経緯もありHPのサーバーやらHUBに馴染みがあるので、Arubaを選んだ。

  まずは、ArubaのAP(Access Point)であるが日本国内で購入すると10万を超えるものが多数であり、ヤフオクでは、かなり昔のAPしか出品されていない。そこで検索を掛けるとPGダイレクトでIAP-225が特価1台21,000円で売られていたが売り切れの状態であった。

 色々探したが日本国内での調達は、諦めeBayでAP-215が2台20,000円で売られていたので安いと思って購入した。

 同時にArubaの無線LANの教科書的な本が出ていたので購入。
 Aruba無線LANガイド:安原一順ら、技術評論社、ISBN:987-7741-8600-9

  これでAPが手に入り、業務用無線LAN構築可能との糠喜びをしていたら、大きな罠が待ち構えていた。

大きな間違い
1. IAPとAPの違いを理解していなかった
2. APを利用するためには無線LAN APコントローラーが必須
3. さらに無線LAN APコントローラーにAPを登録するためにはAP毎にライセンスが必要
4. APには、電源アダプターが付属しておらず、別途購入が必要かPOE給電

  良く調査すれば良かったのだがIAPは、単独で仮想無線LANコントローラーとしての機能を持つためIAPを購入すれば直ぐ運用ができる。
 IAPは、設定を変えるとAPとして運用可能。APであったものは工場出荷状態に戻すとIAPとして利用可能。
 最初からAPの型番は、IAPに変更が出来ない。との縛りがあった。

  ARUBAの説明でも一般的なAPとARUBA仕様のAPが混在しており読み込まないと勘違いする。実際に勘違いをした。

  道理でeBay でIAPよりもAPが安価で売られたいた訳である。それに飛びついた私は、愚かであった。(下調べ不足)

   なんとか購入してしまったAP-215を活用できないか調べたが、どうしても無線コントローラーが必要であった。IAP仕様のAPを再度購入するのは、高額になるので見送った。

  さきほどのPGダイレクトを調べると無線コントローラーの7010が39,800円(税込み・定価69万余)で売られていたので購入。

  同時にAP用ライセンスを探すが日本国内では、正規の代理店からの購入が必要であり、購入のためには、正規な保守契約を結ばなくては購入できない。単純にAPのライセンスを購入すれば良いかとの考えであったが、色々な縛りがあり、おいそれとは購入できないことが判明した。

  家庭用でAruba運用するのは、ハードルが高すぎる。

   Amazon USAには、ライセンスだけを販売している会社が存在するが、日本への発送は、不可であった。そこで転送サービスを利用して購入する手段を取ることにした。

   Amazon USAの送付先をUSA国内にして無事購入が完了したが、しばらくすると相手方から英文のメール。コントローラーのS/Nが必要とのこと。S/Nが無いと発注はキャンセルされるとのこと。コントローラーのS/Nを送ってAPのライセンスが手に入る予定である。入った。

  教訓 個人宅の無線LANの高機能化を考えた場合、おとなしくASUS,TP-Link,牛さん、IO等の物を買うこと。

  欲張ってAruba社の物を買うと大やけどする。APの動的運用は考えてはだめ。

   eBayやヤフオクでAruba社のAP型番は、買ってはいけない。 買うのならばIAPの型番のAPを買うこと。

    IAP型番は、APに変換できるが、AP型番はIAPに変換できない。

今までに投資した金額 
                                購入価格ベース(税込み)    定価ベース(税込み)
AP-215 2台              20,000円         345,600円
AP-335 1台              65,000円         293,760円
7010コントローラー         39,800円        746,280円
AP用ライセンス3個        30,000円           45,360円
EnterpriseライセンスAP用1個  30,000円           51,840円
AP-303H1台              20,000円          86,400円
マウント・Power Supply      25,000円           27,000円
合計                   229,800円        1,596,240円


揃えた機材 コントローラー Aruba7010 


AP-215スペック 定価16万円×2
802.11ac Wave1 ミドルレンジモデル
MIMOデザイン: 3x3:3 SU-MIMO、
• 最大パフォーマンス: 1,300Mbps 802.11a/b/g/n/ac Wave1
• アンテナ内蔵 • 5GHz: 3x3:3 SU-MIMO 1,300 Mbps (3SS/VHT80 クライアント)
• 2.4GHz: 3x3:3 450 Mbps (3SS/HT40 クライアント)
• 10/100/1000Base-T x1ポート

AP-335スペック 購入理由 日本で購入できる最高レベルのAP 27.2万円
どうせ買うなら802.11a/b/g/n/ac Wave2を購入
• 802.11a/b/g/n/ac Wave2
• アンテナ内蔵
• 5GHz: 4x4:4 SU-MIMO 1,733 Mbps (4SS/VHT80 or 2SS/VHT160 クライアント) 4x4:4 MU-MIMO 1,733Mbps (最大3同時クライアント)
• 2.4GHz: 4x4:4 600 Mbps (4SS/HT40 クライアント)
• Smart Rate (1 / 2.5 / 5 GigE)x1ポート Netgearの10G HUBで運用
• 10/100/1000Base-T x1ポート

  東京に別宅があるので、ついでにAP-303Hシリーズ Unified APを購入。ブランチオフィス向けのアクセス・ポイントとして、利用することを考えた。

  このAP-303Hシリーズ Unified APは、机の上におけるAPとして、有線のポイントとしても利用できるものであり、ベースにおかれた無線LANのコントローラーにより動的に制御することができる設定がある。どう言う事かと言うとベースで、ブランチ向けにAP-305の設定を行い出先のLANにつなげると何の設定も要らずIPsec/SSLでベースのサーバーと通信できる仕様である。

  原理は、中央のコントローラー(ベース)との間にSSL/IPSecトンネルを確立し、その後ユーザーにネットワーク・アクセスを提供、802.11ac Wi-Fiによる無線速度の向上、有線のプリンターやIP電話との接続、USBセルラー・フェイルオーバーのサポートのすべてに単一のアクセス・ポイントとして対応できるとのこと。     どこでもドアの無線LAN版である。
まあ ほんまかいな?と言う事で試してみることにした。

AP-303Hシリーズ Unified APスペック ブランチ用に購入 8万円 802.11ac Wave2 卓上設置モデル
MIMOデザイン: 2x2:2 SU/MU-MIMO 最大パフォーマンス: 867Mbps
•802.11a/b/g/n/ac Wave2
•アンテナ内蔵
•5GHz: 2x2:2 SU-MIMO 867 Mbps (2SS/VHT80 クライアント) 2x2:2 MU-MIMO 867Mbps (最大2同時クライアント)
•2.4GHz: 2x2:2 300 Mbps (2SS/HT40 クライアント)
•10/100/1000Base-T x1アップリンクポート ルーターにつなげる
•10/100/1000Base-T x3ダウンリンクポート VPNでベースのサーバーの利用



ブツが、輸入先から到着しだした。
海外からの輸入だと技適が問題になるが、チャンと技適のマークが入っているので問題なく
税関を通過している。